TVアンテナ工事で押さえておきたいこと|七福電気ドットコム株式会社

TVアンテナ工事で押さえておきたいこと

アンテナ工事で知っておきたいポイント

  • アンテナ工事はただTVアンテナを設置するだけではありません。不適切な場所にアンテナを設置すると電波が安定せず、 テレビが映らないといったトラブルに繋がってしまいます。アンテナ工事は電波の強度を見ながら設置場所を決め、 安定性を考える必要があるのです。
  • こちらでは、アンテナ工事の種類や設置場所についてなど、押さえておきたい基本的なポイントをご紹介します。

アンテナ工事で知っておきたいポイント

アンテナの工事の種類は? ~見たい放送で工事も変わる~
アンテナ工事というのは、主に下記を指します。
■ UHF工事
アンテナ工事というのは、主にこれらを指します。
まずUHFというのが、300MHz~3000MHzまでの周波数であり、極超短波とも呼ばれています。
地デジでは470MHz~710MHzまでの帯域を使っており、13~52チャンネルの番号を割り当てられています。
この帯域の電波受信をするためには、UHF専用の受信アンテナが必要です。
■ 分配工事
アンテナ工事というのは、主にこれらを指します。
1台以上のテレビがある場合、受信する電波を分けるために分配工事を行います。
分配機で電波を分けることで、テレビ用のコンセントがない部屋でも電波を受信して見ることができます。
■ ブースター工事
分配機を使って電波を分けると、電波が弱くなってしまうことがあります。
ブースターを使って電波のレベルを上げることで、綺麗で安定した映りにします。
■ ミキサー工事
BSやCSアンテナの設置を行う場合は、ミキサー工事も行います。
ミキサーは混合器のことであり、地デジのアンテナだけではなくBSやCSのアンテナを設置することができ、 1台のテレビでBS・CSも視聴できるようにします。
■ 4K8K工事
従来のデジタル放送に比べて、より高精度・高画質な映像を提供するのが「新4K8K衛星放送」です。
現在のBS放送と110度CS放送では右旋円偏波の電波を使用していますが、新4K8K衛星放送では右旋円偏波だけでなく、 新しい放送波である左旋円偏波の電波も使用します。
一部の4K放送は既存のBS右旋でも放送されますが、すべての放送を受信するには4K8K対応のアンテナへの交換、 ブースターや分配器、テレビ端子などの交換が必要です。
テレビアンテナの種類
テレビアンテナには下記のような種類があります。
■ 八木式アンテナ
正式にはUHFアンテナという名前で、地デジ放送受信用のアンテナです。
魚の骨の用な見た目で、設置場所の自由度が高いことや、受信感度が良いことが特徴といえます。
■ デザインアンテナ
平面アンテナと呼ばれるUHFアンテナのことで、目的は八木式アンテナと同様です。
壁面に設置できる、スマートなデザインが特徴となっています。
■ BS/CSアンテナ
パラボラアンテナと呼ばれるもので、丸いお皿のような形が特徴です。
名前の通り、BS/CS放送を人工衛星から受信するためのアンテナです。
■ 4K/8Kアンテナ
BS・CS・4K・8Kすべての放送が受信可能なアンテナです。見た目はBS/CSアンテナ同様、丸い形をしています。
アンテナはどこに設置される? ~ 様々な取り付け場所 ~
アンテナの設置場所は、主にこれらの場所があります。
■ 屋根上
アンテナの最も多い設置場所が、屋根上です。切妻屋根や寄棟屋根の場合に、設置ができます。
屋根の上に屋根馬という4本の土台を設置して、ワイヤーを使って屋根上に固定します。
屋根の上は障害物がないため、電波が入りやすいといったメリットがあります。
■ 壁面
片流れ屋根、特殊な形状の屋根の場合や、デザイン性を考えて屋根の上にアンテナを取り付けたくない場合に、外壁にアンテナを設置します。
太陽光発電を採用している建物も、壁面のアンテナ設置となります。外壁に穴をあけて、サイドベースという金物を使って固定します。
屋根の上に設置するよりも位置が低くなり障害物もあるため、電波が入りやすい場所を選んで設置する必要があります。
■ ベランダ
ベランダの手すりに設置する方法です。壁面に取り付ける場合と同じく、電波の強度を見ながら設置場所を選ぶ必要があります。
壁面設置と違い、外壁に穴をあける必要がないというメリットがあります。
■ 屋根裏
屋根や外壁にアンテナを設置したくない場合は、屋根裏に設置します。ただし、電波塔から近い場合や電波の受信状況が良い場合に限られる方法です。
アンテナを外部に取り付けないので、外観がスッキリします。

アンテナはどこに設置される?

電波が弱い場合はブースターを設置
下記のような場合は、ブースターの設置により一定の電波を受けることができます。
  • ・田舎など電波が弱い地域
  • ・アンテナから受信機までのケーブルが長い場合
  • ・ケーブルやテレビコンセントが古くて電波喪失量が大きい場合
このように、何らかの原因により弱い電波しか来ない場合でも、ブースターを設置することで一定の電波を増幅させてテレビの映りを良くすることができます。 また、テレビを2台3台使用する場合もブースターが必要です。
ブースターはアンテナ設置工事とは別料金となってしまうので、事前にブースターの費用も含めた見積書になっているか、 チェックすることが大切です。記載がない場合、ブースターがなくても大丈夫なのか、ブースターを含めた場合の金額はどうなるのか、 確認しておくと良いでしょう。

アンテナ工事と言っても、電波の受信状況やお客様のご希望によって様々な方法が挙げられます。
テレビの電波状況が安定しなくて困っている、住宅の外観を崩したくない、新4K8K衛星放送を視聴できるようにしたい、 といったお悩みやご要望がありましたら、お気軽に七福電気ドットコムへご相談ください。

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